サーキット
Circuit Ricardo Tormo
バレンシア州政府が州都バレンシア市郊外のチェステに建設したサーキット、シルクイート・デ・ラ・コムニタ・バレンシアーナ・リカルド・トルモは、1999年9月のオープニングイベントとして世界選手権を開催すると、2002年からは毎年最終戦に指名。
チャンピオンシップで唯一のスタジアムスタイルのサーキットとして、観客席からは1周4005メートルのトラックを一望でき、毎年20万人を超えるファンが詰めかける。
サーキットの名称は、1998年に白血病が原因で他界した地元の英雄であり、1978年と1981年に『50ccクラス』でチャンピオンに輝いたリカルド・トルモの功績を称え、2017年に名称をサーキット・リカルド・トルモに改名。
2016年9月、バレンシア州政府とドルナスポーツとの間で、2017年から5年間の開催に関して合意し、2021年までの延長開催が決定。
2018年から毎年観客席を増加。2020年は、シーズン最終戦として11月15日に決勝レースを予定していたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、11月8日に第13戦ヨーロッパGP、翌週の11月15日に第14戦バレンシアGPを開催。
23年連続の開催となる2021年は、シーズンの19戦目として11月14日に決勝レースを予定する。
サーキットスペック
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全長距離
4.01Km / 2.49 Miles
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コース幅員
12m / 39.37ft
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最大直線長
876m / 2874.02ft
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右コーナー
5
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左コーナー
9