プレミアクラスは、2月19日から2日間、開幕戦カタールGPの開催地ルサイル・インターナショナル・サーキットで今年2度目、プレシーズン3度目、最後のオフィシャルテストを実施。11チーム22人のレギュラーライダーたちが2週間後に控えたシーズンのオープニングに向けて最後の準備に取り組む。
コンセッション
ランク『A』のドゥカティ、『C』のKTMとアプリリアは、開幕戦直前の木曜日に年間に使用するエンジンを封印することから、仕様を決定する重要な2日間となり、エアロボディはシーズン中に1度のアップデートが許可されていることから、開幕戦の舞台で最初の形状を決める。
『D』のホンダとヤマハは、エンジンに関して、シーズン中にアップデートが可能であることから、開発作業を継続することができ、エアロボディは年間に2度のアップデートが許可されている。
シミュレーション
第20戦マレーシアGPの開催地ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで実施された今年最初のオフィシャルテストでは、2日目に中上貴晶、ヨハン・ザルコ、アレックス・マルケス、マルク・マルケスの4人、3日目はアレイシ・エスパルガロ、ペドロ・アコスタ、ヨハン・ザルコ、フランチェスコ・バグナイア、ホルヘ・マルティン、エネア・バスティアニーニ、ジョアン・ミル、アレックス・マルケス、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、マルク・マルケス、ブラッド・ビンダー、マーベリック・ビニャーレス、アレックス・リンスの13人がロングランを実行。
各ライダーによって、ロングランを始めた時間が異なり、気温や路面温度が違うことから、単純な比較はできないが、アベレージは次の通り。
1. ファビオ・ディ・ジャンアントニオ: 1:58.237
2. ホルヘ・マルティン: 1:58.390
3. エネア・バスティアニーニ: 1:58.437
4. フランチェスコ・バグナイア: 1:58.457
5. アレイシ・エスパルガロ: 1:58.499
6. マーベリック・ビニャーレス: 1:58.545
7. マルク・マルケス: 1:58.556
8. ブラッド・ビンダー: 1:58.639
9. ペドロ・アコスタ: 1:58.644
10. アレックス・マルケス: 1:58.811
11. ルカ・マリーニ: 1:59.083
12. ジョアン・ミル: 1:59.234
13. アレックス・リンス: 1:59.288
開幕戦は19時00分にティソ・スプリント(11ラップ)、20時00分に決勝レース(22ラップ)がスタートされることから、同時刻に多くの参加者たちがロングラン、シミュレーションを実行する可能性が高い。
タイムスケジュール
セッション時間は、両日とも現地時間14時00分から21時00分、日本時間20時00分から03時00分(時差は6時間。日本の方が6時間進んでいる)。セッション終了後には、15分間のスタートプラクティス時間が設定されている。
生中継&ライブタイミング
チャンピオンシップのオフィシャルウェブは、セッション終了30分前からライブプログラム『After The Flag(アフター・ザ・フラッグ)』とトラックアクションをリアルタイムで表示する『Live Timing(ライブタイミング)』を配信。セッション終了後には、ハイライトとインタビューなどの動画を提供。