『#MotoGP75』~75周年セレブレーション

75周年を祝福するシーズンを前にチャンピオンシップの主な記録を紹介

昨年11月にサーキット・リカルド・トルモで開催された最終戦バレンシアGPの決勝レースでチェッカーフラッグが振られ、世界で最もエキサイティングなスポーツが1949年に誕生してから、75年目のシーズンが終了。

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが同週末に75周年を記念するロゴを発表し、2024年シーズンを通じて予定されているマイルストーンのイベント等で使用する。

1949年6月

チャンピオンシップのオープニングレースが開催されたのは、1949年6月13日。イギリスのマン島で『350cc』の決勝レースが実施されると、4日後の6月17日には、プレミアクラス『500cc』のレースが行われた。

冬のテスト禁止期間が解禁され、2月1日からのシェイクダウンテストを前に、チャンピオンシップ75年間の主な記録を紹介。

グランプリ

2023年5月にルマンのブガッティ・サーキットで開催された第5戦フランスGPが金字塔となる通算1000戦目となり、最終戦バレンシアGPは通算1015戦目。単独クラスのレースとしては、最終戦の『MotoGP™』が3371レース目。

チャンピオン

75年間で126人のチャンピオンが誕生。その多くが、複数のタイトルを獲得。最多は15回のジャコモ・アゴスチーニ。アンヘル・ニエト(12+1回)、マイク・ヘイルウッド(9回)、バレンティーノ・ロッシ(9回)、カルロ・ウビアリ(9回)が続き、現役の最多はマルク・マルケスの8回。

勝利者

通算399人。最後に初優勝を挙げたのは、コリン・ベイヤー(第18戦マレーシアGP)。2024年シーズンの早い段階で400人目が誕生する可能性が高い。

開催国/優勝国

30ヶ国の出身者が優勝を挙げ、最多勝利国はイタリアの888勝。昨年9月に初開催されたインドが30ヶ国目の開催国となり、今年は6月にカザフスタンで初開催が予定されている。

メーカー

最多勝利はホンダの821勝。ヤマハ(520勝)、アプリリア(297勝)、MVアグスタ(275勝)、カレックス(176勝)が続く。