フェルミン・アルデグエが4戦連続の優勝

アロン・カネトとアロンソ・ロペスが表彰台。小椋藍11位、羽田太河22位、野左根航汰転倒

最終戦バレンシアGP決勝レース(周回数22ラップ)は26日、サーキット・リカルド・トルモで行われ、2番グリッドのフェルミン・アルデグエがホールショットを決めて、1ラップ目から主導権を握り、第17戦タイGPから4戦連続5度目の優勝。

4戦連続の優勝は『Moto2™』元年の2010年にチャンピオンを獲得したトニ・エリアス(第8戦ドイツGPから第11戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP)以来2人目。出身国スペインにホームグランプリで『Moto2™』100勝目をもたらした。

気温18度、路面温度23度のドライコンディションの中、ポールポジションのアロン・カネトは3.986秒差の2位に入り、2戦連続7度目の表彰台、6度目の2位を獲得。チャンピオンシップから撤退するシト・ポンス率いるチームに表彰台を捧げた。

14番グリッドのアロンソ・ロペスは6.455秒差の3位。第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来5度目の表彰台を獲得したことから、所属するスピードアップが2010年9月の第12戦アラゴンGP以来2度目となるダブルポディウム(優勝アンドレア・イアンノーネ/3位ガボール・タルマクシ)を達成。

3番グリッドのマルコス・ラミレスは4位。10番グリッドのソムキアット・チャントラ、5番グリッドのジェイク・ディクソン、4番グリッドのサム・ロウズ、7番グリッドのジョー・ロバーツ、12番グリッドのデニス・フォッジャ、9番グリッドのアルベルト・アレナスがトップ10入り。

17番グリッドの小椋藍は13.527秒差の11位。6番グリッドのペドロ・アコスタは12位。19番グリッドのトニー・アルボリーノは16位。29番グリッドの羽田太河は22位。

11番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティ、13番グリッドのセルジオ・ガルシア、15番グリッドのイサン・グエバラは1ラップ目の4コーナーで多重クラッシュ。

31番グリッドの野左根航汰は1ラップ目の14コーナーで週末2度目、今季11度目の転倒。28番グリッドのエクトル・ガルソは17ラップ目に転倒。

チャンピオンシップ

チャンピオンはペドロ・アコスタ。総合2位はトニー・アルボリーノ。総合4位フェルミン・アルデグエが4連勝で総合3位を獲得。

プレシーズンの怪我が原因で出遅れた小椋藍は総合9位。第6戦イタリアGPから参戦した羽田太河は総合26位。野左根航汰はプレシーズンの負傷、開幕戦の負傷が影響してポイントを稼げなかった。

RESULTS

 

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