『MotoGP™ eSport』~前王者が暫定首位堅守

モンスターエナジー・ヤマハ『Trast73』にレプソル・ホンダ・チーム『adriaan_26』が1ポイント差に接近

チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、世界で最も歴史のあるレーシングゲームを開発するイタリアのビデオゲームメーカー『Milestone(マイルストーン)』と共同開発した『MotoGP™23』を使用するエレクトロニックスポーツのチャンピオンシップ『MotoGP™ eSport Championship (イースポーツ)』を開催。

開催7年目のチャンピオンを決定する『Global Series(グローバルシリーズ)』の第2ラウンドを9月15日にオンラインで開催すると、開催元年の2017年、2018年、2021年にチャンピオンを獲得し、昨年総合5位だったモンスターエナジー・ヤマハに所属する『Trast73』がポイントリーダーの座を堅守した。

スプリント

今季2度目となったスプリントの舞台はザクセンリンク。3ラップのショートレースが行われ、総合4位に進出するLCR・ホンダ・カストロールの『Cristiannmm_17』が2番グリッドからホールショットを決めた後、実兄のアタックを抑えきって優勝。

レプソル・ホンダ・チームの『adriaan_26』は4番グリッドから0.201秒差の2位。ドゥカティ・レノボ・チームの『danielealone26』は3番グリッドから0.267秒差の3位に入り、初めて表彰台を獲得。

レース3

舞台は日本GPの開催地モビリティリゾートもてぎ。周回数は8ラップ。トラックコンディションはウェット。オープニングラップで転倒が相次いだが、スプリントで4位だった『Trast73』は4番グリッドから安定したラップを刻み、ヤマハのホームレースで優勝。

adriaan_26』は6番グリッド1.436秒差の2位。レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングの『Jack Hammer4658』はポールポジションから3.607秒差の3位を獲得。

レース4

舞台はインドネシアGPのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット。周回数は8ラップ。『Online Challenges(オンラインチャレンジ)』を4番手で勝ち上がり、プリマ・プラマック・レーシングから指名された初参戦の『davideturrisi06』が5番グリッドからレースの主導権を握って初優勝。

スプリント、レース3に続き、レース4でもポールポジションを獲得した『Jack Hammer4658』は0.334秒差の2位。『adriaan_26』は2番グリッドから2.705秒差の3位だった。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーの『Trast73』は41ポイントを加算したが、総合2位『adriaan_26』が連続表彰台で5ポイント差から1ポイント差に接近。総合3位『Jack Hammer4658』は25ポイント差。

第3ラウンド

10月6日にスプリント(ポルティマオ・サーキット)、レース5(フィリップアイランド・サーキット)、レース6(チャーン・インターナショナル・サーキット)を開催。

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