地元リミニ出身のマッティア・カサデイがチャンピオンに輝く

タイトル奪回を目指したジョルディ・トーレス総合2位、参戦3年目の大久保光は総合13位

FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会のレース1とレース2(周回数8ラップ)は9日、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、ポイントリーダーのマッティア・カサデイが5代目のチャンピオンに輝いた。

レース1

気温28度、路面温度39度のドライコンディションの中、ポールポジションのマッティア・カサデイがトップでチェッカーフラッグを受けて5勝目を挙げると、タイトル争いのライバル、5番グリッドのジョルディ・トーレスはジャンプスタートが原因でダブルロングラップペナルティが科せられて10位。10番グリッドのマッテオ・フェラーリは6位。2人が6ポイントと10ポイントしか稼げず、レース2を待たずに、タイトル争いに決着がついた。

3番グリッドのエクトル・ガルソは0.021秒差の2位。2番グリッドのニコラス・スピネッリは0.241秒差の3位。

レース2

気温29度、路面温度43度のドライコンディションの中、2番グリッドのニコラス・スピネッリが地元で初優勝。3番グリッドのエクトル・ガルソは0.196秒差の2位に入り、2レース連続6度目の表彰台。ポールポジションのマッティア・カサデイは0.429秒差の3位。7レース連続10度目の表彰台を獲得した。

大久保光

15番グリッドからレース1は9.301秒差の9位。レース2は11.157秒差の12位。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマッティア・カサデイが41ポイントを加算。通算260ポイントに到達すれば、2年ぶり3度目のタイトル獲得を目指した総合2位ジョルディ・トーレスは43ポイント差の総合2位。総合3位マッテオ・フェラーリは44ポイント差の総合3位。総合4位エクトル・ガルソは45ポイント差の総合4位に進出。

総合13位大久保光は、全8戦16レースで79ポイントを稼ぎ、181ポイント差の総合13位でシーズンを締め括った。

RESULTS

 

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