カル・クラッチローが日本GPワイルドカード参戦

今季と来季の開発に向けて、プロトタイプパーツの分析を目的に8月からテストを開始

ヤマハ発動機は25日、2ヶ月後の9月29日から10月1日にモビリティリゾートもてぎで開催される第14戦日本GPにテストライダーのカル・クラッチローをワイルドカードとして起用すると発表。

チーム名は『YAMALUBE RS4GP Racing Team(ヤマルーブ・RS4GP・レーシング・チーム)』。同社の純正オイル『YAMALUBE(ヤマルーブ)』であり、今年リニューアルした『RS4GP』のボトルカラーに合わせた特別なグラフィックにカラーリングされた『YZR-M1』を駆ける。

2021年からヤマハのテストライダーを務めるカル・クラッチローは、2022年末まで計10回の代役を務め、ワイルドカードとしての参戦は今回が初めて。実戦を通じて、プロトタイプパーツの分析に取り組む。

カル・クラッチロー

「ヤマルーブ・RS4GP・レーシング・チームと共に、もてぎでレースに参戦するチャンスを嬉しく思う。ヤマハのテストライダーとして、『YZR-M1』の開発に貢献すべく全力を尽くす。日本GPは、レース用セッティングでプロトタイプパーツをテストする絶好の機会。8月のテストから始まるチームとの仕事が楽しみ。彼らと良い時間を過ごせると確信し、ヤマハのために重要な情報をできるだけ多く収集できるように懸命に取り組もう。」

関和俊(プロジェクトリーダー)

「この度のワイルドカード参戦が、『YZR-M1』のパフォーマンスパフォーマン向上のための重要なターニングポイントになると信じています。エンジニアたちは熱心に仕事に取り組んでおり、クラッチローの日本GP参戦は、今シーズンだけでなく、来シーズンに向けての開発にも大きな成果をもたらすでしょう。」

 

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