チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは22日、イタリア・ロンバルディアに拠点を構える『Dell’Orto(デロルト)』との間で、『FIM Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』から『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』に大会名称が改名され、大会規模が拡大する2023年以降も、パートナーシップを継続することで合意したと発表。ドゥカティが供給する電動二輪車『V21L』にデータ収集ツールを搭載することが決まった。
『Moto3™』の開催初年度となった2012年からエクスクルーシブサプライヤーとして、全車両に電子制御を供給する『デロルト』は、『MotoE™』の開催初年度となった2019年から『DELLORTO E-POWER』のイニシアチブとして、データロガーシステム、慣性測定ユニット、タイヤモニタリングシステムといったデータを収集管理するキットを供給。
今回、新たなオフィシャルマニュファクチュアラであるドゥカティと共同で定義された新しいキットには、更新されたドゥ・データ・アナリシス・SW、新世代のタイヤ温度及びプレッシャー監視システム、新しいブレーキプレッシャーセンサー、フロントとリアのサスペンションストロークセンサーが含まれている。
『デロルト』は、燃料の脱炭素化を含むモーターサイクルレースに対する将来のビジョンを完全に支持することを表明した。
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